日本製紙連合会ホームページより　http://www.jpa.gr.jp/states/paper/index.html
　 2007年の紙・板紙内需量は、前年比0.7%減の3,171万トンとなりました。前年水準を下回ったのは、5年振りのことです。

　需 要分野別では、チラシやカタログ等の商業印刷需要が活発なことを背景に印刷・情報用（新聞用紙+印刷情報用紙）が堅調で、全体に占める比率は徐々に高まっ てきており、2007年に49.2%に達しています。この伸びを主導しているのは塗工紙と情報用紙で、2000〜2007年では共に年率0.8%増を記録 しています。一方で、非塗工紙の需要は出版需要の不振などにより減少しています。他の分野では、包装・加工用のうち、段ボール原紙は加工食品向けや電気・ 機械製品向けの需要増を受け堅調だったものの、紙器用板紙・包装用紙は省包装化等により、ここ数年マイナス基調で推移しています。