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１ 平成９年改正により耐震設計構造物に配管系が追加される等耐震性の強化が図られた。
２ 保有すべき耐震性能
（１）耐震設計構造物
・レベル１地震動に対しては有害な変形が残留せず、かつ、当該配管内の高圧ガスの機密性が保持されること。
・レベル２地震動及び地盤の液状化に伴う地盤変状に対し、重要度Ⅰa及びⅠに係わる耐震設計構造物内の高圧ガスの機密性が保持されること。
注 レベル１地震動：耐震設計構造物の強要期間中に発生する確率の高い地震動
レベル２地震動：耐震設計構造物の強要期間中に発生する確率の低い高レベルの地震動
（２）地震防災設備
・地震時に高圧ガス設備等の運転の停止、原材料の供給の遮断を行い、当該高圧ガス設備内の高圧ガスの状態が危険側へ移行することを防止すること。
・関連する耐震設計構造物が耐震性能を喪失した場合に、地震による被害の発生及び拡大の防止を図ること。
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