平成16年2月26日(木）　午前10：30〜　
都庁第二庁舎31階　特別会議室21

（1）「東京ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理施設建設事業」見解書審議、都民の意見を聴 く会の意見の審議並びに総括審議

　審議結果『本事業の評価書案における調査、予測及び評価は、おおむね「東京都環境影響評価技術指針」に従って行われたものであると認められる。なお、環境影響評価書を作成するにあたっては、関係住民等が一層理解しやすいものとするよう努めるべきである。 』は、決まり文句であり、エコタウンのガス化溶融発電施設も同様の答申であった。
　 明日の総会は、答申案を読み上げ、「異議無し」で即座に終了するのであろう。

　 「都民の意見を聴 く会」の意見の審議並びに総括審議等といっても、全く一言の審議もなくあっという間に終了してしまった。審議に値する内容の意見は全くなかったということなのか。それとも、ただ本当にいいたいことがあれば１５分だけ時間を与えるから、勝手に喋れ、聞いてやるということなのか。二度と公述人にはなりたくなかった過去の記憶が甦った。形骸化したアセスメントがアワセメントといわれるのもやむを得ないのであろう。

　評価書案に対する意見書には事業者から「見解書」ということで回答がでるが、「都民の意見を聴 く会」での意見には回答がでるわけではない。審議会で何も意見がなければ評価書作成に何の影響も与えない。